アンチよりも恐ろしいもの

独自の経済圏をつくるときに気をつけておかなければならないことは、言うまでもなく「コンセプトの明確化」です。

が、それと同じくらい重要なのが「何を言わないか」です。
 

情報発信にある程度経験がある人であれば、多少コンセプトからズレることを言っても、さもコンセプトの延長線上にあるかのように後付けで修正することが可能です。

が、経験が浅い人がこれをやってしまうと、バズワードで一瞬は集客力は波に乗りますが、一貫性がない人と判断されてしまい、最終的に短命でビジネスは終わってしまいます。
 

なので「何を言わないのか」、特にモラルに触れる部分には注意が必要です。
 

実際、僕もこの点にはナーバスになっていて、モラルからは外れないようにしています。

まぁ、そのモラルも僕基準にはなるんですが。
 

で、自分の経済圏が崩壊していく理由は、実は、アンチによる執拗な攻撃ではありません。

足元をすくわれるということではないんですね。

そんなものはたかが知れています。
 

崩壊の原因は、お客さんやファンの疑心です。
 

ファンや熱心なお客さんというのはブログやツイートのほとんどを把握しているので、アンチよりも整合性や一貫性に敏感です。

そうです。

一番大事なお客さんを失うことの方が、アンチに攻撃されるよりも恐ろしいんです。
 

なので、何かしら炎上した際は、アンチの収束に神経を向けるのではなく、自分のファンやお客さんがどう思うか、を考え、そちらに神経を向けましょう。

もちろん、アンチの意見の中にもブラッシュアップの原料になるものもあるので、全てを無視しろというわけではなく。
 

これはビジネスコンセプトの修正や方向転換、あるいは、迷いが生じた時に起こりやすいです。

もし、今そういう状況にある人は、現状のファンや熱心なお客さんに対して何を言ってしまうと期待を裏切るかを確認し、後付けで修正不可能な発言はセーブしましょう。

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