ペルソナとかいらない

オンラインサロンの中でも話していて、Twitterでも触れた話題についての掘り下げを。

来週のnoteでも書こうかなと思っています。

何かと言うと「コンセプトメイク」ですね。

 
コンセプトメイクの3大要素に関しては今まで何百回もお伝えしてきているように

・ターゲット(何に困っている人に)
・プロセス(どんな素晴らしい方法で)
・目的地(どんな素晴らしい状態になってもらいたいのか)

なわけですが、巷のマーケティング論やビジネス論では、特にターゲットと目的地を重視されます。

「ペルソナを決めよう」
「お客さんのニーズを知ろう」
「お客さんのベネフィットは」

みたいな感じですね。

確かに大事ではあるんですが、最も脳ミソを使うべきは「プロセス」です。

その理由は2つ。
 

1つは、どれだけターゲットを明確にしても、お客さんの良い未来をイメージしても、対応するプロセスがなければその企画はただの夢物語になるからです。

自分には何ができるかがわからない状態でいろいろ仮決めしたところで、そこから企画は進んでいかないんですね。
 

もう1つは、ターゲットや目的地を他者より尖らすのは難易度が非常に高いからです。

というのも、人が困っていることや今すぐに手に入れたい状態というのは、お金、時間の自由度、人間関係といったごくごくありふれたものなんですよ。

ここを尖らそうとすると不自然になります。
 

なので、中でも最も差別化しやすい要素、つまりプロセスに思考を絞り込むべきで。

人とに違いを見せやすいのがここなんです。

他の人はこう言っているけどそんな面倒臭いことはしなくも良いんですよ

一般的な方法はこれですけど実はこんな効率的な方法があるんですよ

世間的にはこれが常識ですけど実はそれは大きな間違いなんですよ

など、自分だからこそ伝えられる特別な方法は誰もが持っているものなんですね。
 

これらを導き出してから、この方法を必要としている人は?この方法でどんな状態になれる?というターゲットと目的地を定めていくと尖ったコンセプトがスムーズに作ることができます。
 

何度も言いますが、自分には何ができるかがわかっていなければコンセプトは作ることができません。

作ることができてもありきたりになります。

ターゲットやベネフィットばかり考えて自分の商品やビジネスの軸が決まらない人はプロセス起点で考えてみてください。
 

ちなみに、プロセスにベネフィットを含むとコンセプトの引きの強さは倍増します。

プロセス自体にお得な要素があったり、楽しめる要素があったりすればただのタスクよりも魅力があリますからね。

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