強制的に赤字を経験して投資対効果に危機感を持とう

当たり前の話ですが会社または個人の「赤字=悪」ではありません。

キャッシュがないというわけではないので。
 

実際、僕の会社も300万円売りあげようが500万円売り上げようが赤字の月なんかいくらでもあります。
 

例えばあなたの月収が100万円だったとします。

生活費は30万円と決めているので、70万円残そうと思っていたけど、必ずリターンが見込める投資案件があったので奮発して100万円投資しました。

となるとその月の赤字は30万円になる訳ですが、仮に貯金残高が1000万円あったとしたら、残高が970万円に減るというだけの話です。
 

で、例えば2倍のリターンがあるのであれば、200万円になって返ってくるので一時的に赤字にしたことによってキャッシュ、つまり貯金残高は増えるわけです。
 

こういった考え方ができないとビジネスを成長させていくことは難しいです。
 

しかし、日本人の多くはお金の教育をキチンと受ける機会が少ないので

「赤字になる、キャッシュが減る=悪」
「人様から借金はしてはいけません」

という考え方が染み付いています。
 

もちろん、自分のコントロール下にない他者からの借金は慎重になる必要はありますが。

まぁ、それも「苦しいから借金する」でなければ問題のないことですが。
 

で、こういったお金のしがらみを振り解くためには、例え1ヶ月だけでも良いので意図的に赤字にしてみるという方法が有効です。

そうすることで、人は初めて「投資対効果」を真剣に考えるので。
 

つまり、赤字になることによって、

「これだけ投資したお金に対して何ヶ月以内にいくら取り戻すのか」

ということを真剣に考えて行動をするわけです。
 

守りに入ってしまったらもう衰退なんですね。
 

オンライサロンでは話しましたが、個人ビジネスにおいては必ず10年以内に撤退を経験することになります。

これはスキルやがんばりがどうこうではなくて市場の問題です。

ニュースを見ていればわかると思いますが、どんな大企業だろうが1日で景色が激変します。

これはもう仕方ないと割り切るしかありません。

沈みゆく船にしがみついていては同業者と一緒に海の底に沈むだけですからね。
 

なので、そうなってからあわてないように、時間や資金がある今のうちに利益を守るのではなく投下することによって今のビジネスをより強固にするということを経験しておいた方が良いんですね。
 

もちろん、これだけ変動が大きい世の中で、100%リターンが約束されているものなんかこの世には存在しません。

何かを守るために”一時的”に何かを捨てるという投資マインドを持ちましょう。

それができるかできないかによって、5年後10年後、早い場合であれば1ヶ月後でも立っている場所が変わってきます。

2時間で問題点、課題設定、アクションプランまでを明確化。

長期的なコンサルティングを受けられる前に、まずは単発セッションをご利用ください。ポイントさえわかれば、ご自身でマーケティングを実践できる場合もあります。

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