MIとPOの話
先ほど、ツイッターランドの中で
・マーケットイン
・プロダクトアウト
の話が出たんですが、実は、こういった考え方もできるんですね。
ファンが集まるまではマーケットイン
↓↓↓
ファンが集まったらプロダクトアウト
ぶっちゃけ、個人ビジネスレベルであればこれでいけてしまうんですね。
何だったら、商品を販売するまでにファン化することができれば、しょっぱなからプロダクトインでもいけます。
個人ビジネスの場合、最終的には精神的なつながりが肝になるので。
で、こういった話をすると、
「いやいや、お客さんを信者化して自分の売りたいもの売っちゃダメでしょ」
「他に良い商品があるならそれを紹介しろ」
みたいな声が出てくるんですが、何も粗悪な商品を売るということではなく。
お客さんのニーズに沿うことは大前提です。
無料のオンラインサロンのお客さんに高い壺を売りつけるわけではないですからねw
わざわざ自分を選んでくれたお客さんに、アンマッチの要素が無いかぎりは、可能な限り最高の商品を提供するということです。
イメージ的には、マーケットインとプロダクトアウトの間ですね。
世の中には良い商品はいくらでもあるので、そりゃぁ良い商品を手に入れてもらった方が基本的にはお客さんは幸せになれます。
ただ、良い商品は手に入ったけど、予算オーバーで生活が苦しくなったとしたら、それは幸せではないですよね。
僕より優秀なコンサルタントは、世の中には腐るほど存在してるいるわけですよ。
普通に考えれば、世界NO.1のコンサルタントに依頼したいし、その方が明らかに成果も出るはずです。
大前研一さんに依頼したいわけですw
でも、そもそも存在を知らなかったり、金銭的、物理的に無理だったりするんですね。
なので、身近でベストな人を選ぶわけです。
マーケットインでファンを集めていれば、商品がプロダクトアウト(売りたい商品)でも世界で何位かわからないような僕にもコンサルティングの依頼がくるわけですね。
「私の周辺ではこの人がベストだな」
と思ってわざわざ選んでくれるわけです。
これが常にマーケットインマインドだと、
「こんなに高価なものはいらないよ」
「この商品ではお客さんを満足させられない」
と、販売者側も購入者側もお互いに疲弊スパイラルに陥っていくんですね。
必ずしも、お客さんが求めるものを、自分を押しころしてでも販売、紹介することがお客さんの幸せではないということ。
また、売りたいものを売ろうとすることがお客さんを不幸にするわけではないんですね。
あなた商品やサービス選ばれているのは、お客さんの状況的に考えてベストだからです。
信者化してプロダクトインだけに偏るのは、もちろん良くありません。
かといって、マーケットインだけに固執してもお互いに不幸になるということを、現代のマーケティングの新たな定説として理解しておきましょう。
個人ビジネスで意識すべきなのはマーケットインとプロダクトアウトの間です。
長期的なコンサルティングを受けられる前に、まずは単発セッションをご利用ください。ポイントさえわかれば、ご自身でマーケティングを実践できる場合もあります。