イケハヤが言わないこと
先日、イケハヤ書生と会って話をしてきました。
イケハヤネタにはウンザリ気味だったので、特に深い興味はなかったんですが、書生の彼は礼儀正しい好青年だったので、ビジネスへの向き合い方には興味があって。
Twitterではアンチからの質問が多かったので、ネタとして一応聞いたのですが、僕も彼もあまりその辺のことには興味がなく。
終始、話の論点は「コンテンツの弱さ」で。
詳しくは僕のTwitterを追っていただければ。
https://twitter.com/FACTDEAL/status/1053334570693607424
https://twitter.com/FACTDEAL/status/1053340642330333184
これは、情報発信ビジネスで起業をする際に、とても重要な視点になります。
スタートアップでは実績が無いがゆえに登場の仕方にインパクトを強めるわけですが、これは本来逆なんですよね。
少しでも良いから、本来やりたいビジネスを少しでも走らせてから人間としてのパンチをアピールするべきでして。
なまじ影響力を持ってから
「僕はこれからこれをがんばりたいんです!」
と言ったところで商品もストーリーも無いわけですから、それら(商品やストーリー)が完成するまで人間力で引っ張らなければならないわけです。
これは天才的な情報発信力がないとまず無理です。
すぐに飽きられ、忘れ去られて終わりです。
イケダハヤトが大した商品もサービスもなくずーっと人々の関心を引っ張れているのは、良くも悪くも情報発信にパンチがあるからです。
あるいは、その存在やスタイルそのものが。
そうでないと、社会貢献も見えないのに、影響力を保ち続けられるわけがないでしょう。
そこに気づいてないんですよね、弟子たちは。
再現性が低いことはわかっているけど、なぜ再現性が低いのかは理解できていなくて。
イケダハヤト自身もそのことを言うはずもなく。
で、これは情報発信力のある師を持つ場合、しっかりと向き合わなければならない問題です。
情報発信のエッジの効かせ方だけ真似ても、再現性の低いポイントを理解していなければ悪い部分だけが目立って終わってしまうんですよ。
師匠が言っていることを言葉を少し変えて口汚く言っているだけとかね。
またか…ってなるだけじゃないですか。
「口は悪いけど独自の切り口には尊敬する」
的な印象を与えるために、継続的かつ複数の切り口で発信できなければ、劣化コピー、いや、劣悪コピーでしかないので。
そうならないために、人間力を過信せず、まずは商品開発をしましょう。
人間力先行でビジネスを継続できるのはペテン師か天才的なコンテンツメイカーだけです。
ちなみに、天才的なコンテンツメーカーとは、時代の潮流やニーズを読み、即座に商品やサービスを当て込める人のことです。
まぁ、ペテン師と紙一重ですけどね。
価値のあるものを提供できれば問題無いですし、逆に、劣悪なものを提供すれば…ということです。
アプローチやアクションはさほど変わりません。
くれぐれもあなたは順番を間違いませんように…
長期的なコンサルティングを受けられる前に、まずは単発セッションをご利用ください。ポイントさえわかれば、ご自身でマーケティングを実践できる場合もあります。